こんにちは!BtoBマーケターの「僕」です。
営業現場で10年、Salesforceを叩きながら「もっといいリードをくれよ!」とマーケ部門に注文をつけていた僕が、マーケティングの世界に飛び込んで早数年。今では、当時の自分に「おい、施策の前に考えることが山ほどあるぞ」と説教したい気持ちでいっぱいです(笑)。
今日は、リード獲得の「手法」に溺れそうになっている皆さんに、ぜひ立ち止まって読んでほしい一冊をご紹介します。
1. 「とりあえずSEO」「なんとなくメルマガ」の落とし穴
BtoBの現場にいると、どうしても「施策」から入りがちですよね。
* 「他社がホワイトペーパーを出しているから、うちも作ろう」
* 「SEOで順位を上げれば、問い合わせは増えるはずだ」
僕もマーケ職に就いた当初は、ツールを使いこなし、管理画面の数字を追うことに必死でした。でも、ふと気づいたんです。**「で、うちは競合と何が違って、誰に何を伝えたいんだっけ?」**という問いに、一言で答えられない自分に。
営業時代、僕らは目の前のお客さんの表情を見て、「この機能が刺さりそうだな」「他社よりここが強いですよ」と泥臭く伝えてきました。それがWEBになった途端、なぜか「数」や「テクニック」ばかりを追いかけ、肝心の**「顧客理解」と「自社の強み」**が置き去りになってしまう……。これこそが、多くのマーケティングチームが陥る最大の罠です。
2. 『WEBマーケティング 最強の1冊目』が教えてくれたこと
そんな「施策迷子」になっていた僕の目を覚ましてくれたのが、西 俊明さんの著書**『WEBマーケティング 最強の1冊目』**でした。
この本は、タイトルの通り入門書でありながら、本質が詰まっています。特に僕がハッとさせられたのは、以下のポイントです。
> 「WEBマーケティングとは、単なる集客のテクニックではない。自社のUSP(Unique Selling Proposition)をもとに、あらゆるコミュニケーションを整理していくプロセスである。」
>
本書では、WEBマーケティングの実務において「何を・どの順番で・どう動くべきか」というアクションが非常に明快に示されています。
特に強調されているのがUSP(自社独自の売り)の重要性です。
「USP」とは、直訳すれば「独自の売りの提案」。つまり、「顧客が数ある選択肢の中から、なぜあなたの会社を選ぶべきなのか」という明確な理由のことです。
この本を読んで、僕は猛烈に反省しました。自分たちの商材について、実は営業現場にいた頃よりも理解が薄くなっていたのではないか。USPが曖昧なまま、どれだけ広告費を投じても、ザルでお水をすくっているようなものだったんです。
3. 元営業マンが教える「明日から変えるべき」3つのアクション
では、具体的にどう動けばいいのか。元営業・営業企画の視点も交えて、明日から実践できるステップを提案します。
① 「営業のエース」にインタビューする
まずはデスクを離れましょう。自社のUSPを一番知っているのは、現場で顧客の「選んだ理由」と「断った理由」を肌で感じている営業担当です。
* 「競合と比較された時、最後の一押しになった要素は何ですか?」
* 「お客様が一番喜んでくれる瞬間はどこですか?」
ここを徹底的に掘り下げ、言葉に落とし込みます。
② 「コミュニケーションの整理」を棚卸しする
Webサイトのキャッチコピー、広告のバナー、メルマガの件名……。これらはすべて、定義したUSPに基づいていますか?
「業界最安値!」と言いつつ、サイトの中身は「高品質」を謳っている。そんな矛盾が、ユーザーの信頼を損ない、離脱の原因になります。「一本の筋」が通っているかを確認してください。
③ 施策の前に「誰に」を定義し直す
「とりあえず全企業」ではなく、自社のUSPが最も刺さるターゲット(ペルソナ)を絞り込みましょう。BtoBの場合、決裁者と担当者では刺さる言葉が違います。ターゲットが不明確なまま打つ施策は、宛名のない手紙を送るのと同じです。
まとめ:マーケティングは「理解」から始まる
WEBマーケティングは魔法ではありません。
結局のところ、「業界を、顧客を、そして何より自社を深く理解すること」。この泥臭い準備が、すべての成果の土台になります。
もし今、あなたが「施策が空回りしている」と感じているなら、一度立ち止まって**『WEBマーケティング 最強の1冊目』**を手に取ってみてください。きっと、やるべきことがクリアに見えてくるはずです。
僕もまだまだ修行中ですが、この「本質」を忘れずに、一緒に前向きにチャレンジしていきましょう!
次の一歩として、まずは「自社がお客様に選ばれている理由(USP)」を3つ、書き出してみることから始めてみませんか?
もし良ければ、私がそのUSPをどうWeb施策に落とし込むか、一緒に考えるお手伝いをさせていただきますよ!



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